ウサイン・ボルト|ミラクルボディーまとめ

2017世界陸上、ウサイン・ボルト選手の

現役最後とされる戦いが終わりました。

2012年7月にNHKスペシャル ミラクルボディー

にて、ウサイン・ボルト選手の速さの秘密を

分析した番組が放送されました。

ウサイン・ボルト|ミラクルボディー|NHKスペシャル

人類史上最速9秒58で100mを走る男、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)。その圧倒的な記録は、“人類が9秒6を破るのは2039年”という現代科学のシミュレーションをはるかに前倒しするものだった。いったい、ボルトの異次元とも言える速さの秘密はどこにあるのか?今回、世界で初めて、ボルトの走りを科学の目で徹底分析することが許された。そこから見えてきたのは、これまでの理論をことごとく覆す特異なフォームと、それを実現する筋肉や骨格に秘められた意外な事実だった。肉体の限界に挑むボルトの闘いを見つめる。

ウサイン・ボルト選手は2008年彗星の如く現れ当時の世界記録9.74を突破。北京オリンピックで2度目の世界記録更新9.69。人類が9.60の壁を破るのは2039年とされていた。しかし、ボルトは2009年ベルリン世界選手権で予想より30年も早く9.58という記録を達成してしまった。

特殊撮影用のカメラをスタンバイし、ウサイン・ボルト選手の走りを測定。身長195cm体重96kgの巨体が、スタートから10mで加速区間に入り前傾姿勢のまま加速。20mを超えると上半身を起こしギアチェンジ。50mを過ぎるとトップスピード区間に突入。歩幅は2m80cmを超える。最高速度は人類史上最も速い44.46km/h。

太腿の筋肉をアサファ・パウエル選手と比較して測定。成人男子平均250Nmに対してパウエルは450Nm。これに対してボルトは500Nmと、驚異的なトップスピードを可能にする筋肉を持っていた。

ハイスピードカメラによる分析では右足の歩幅2m59cmに対して左足の歩幅は2m79cmと、左足の方が20cm大きかった。歩幅の差だけでなく、肩を大きく揺らす独特のフォームで走っていた。ピーター・ブリュッゲマン教授は、上半身が大きく揺れ過ぎると力が分散し効率の良い走りとは言えず、陸上の教科書にはない特殊な走りだと分析した。

骨の動きを浮かび上がらせるモーションキャプチャーによる3次元分析によると、肩だけではなく、骨盤までも大きく揺らしながら走っていた。骨盤は人間の身体の土台とも言えるもの。骨盤を大きく揺らす走り、そして歩幅の極端な左右差。ボルトは、これほど不安定な走りにもかかわらず、なぜ人類最速なのか?

ボルトは背骨がS字状に湾曲しており、骨盤と肩が右に下がっている脊柱側湾症という病気で、不安定なフォームは生まれつきの背骨の病気によるものだった。

ボルトの背骨は曲がっているために揺れ幅が大きい。背骨が揺れるため肩と骨盤が互いにバランスを取ろうと動いてしまうのだ。ベルト・シュタイン教授によると、大きく骨盤を動かす走りは、腰痛のほか、太モモの肉離れのリスクのある走り方だという。

ボルトの走りは着地の際、骨盤が前傾している。ハムストリングスは骨盤によって強く引っ張られてしまう。この動作を繰り返すことで肉離れの危険が高まってしまうのだ。実際に測定したところ、ボルトのハムストリングスには肉離れの跡が残っていた。肉離れは一度起こすとまた起きやすくなる。ボルトは宿命と戦い続けてきたのだ。

ウサイン・ボルトが本格的に陸上を始めたのは14歳。この頃から脊柱側湾症に悩まされ始めていた。18歳で出場した2004年アテネオリンピックでは予選敗退。2005年ヘルシンキ大会ではレース中に肉離れが起きる最悪の事態に。ボルトは国中からひどい言葉を浴びせかけられ引退を本気で考えていたが、コーチは脊柱側彎症のままでも走れるよう、ハムストリングスの第一人者の医師の元に送り込んだ。ランナーとして這い上がるため3年間の肉体改造の結果、曲がった背骨を覆い尽くすように発達した背筋、鋼のように強靭に鍛え上げられた太モモを手に入れた。

2008年6月、200m専門だったウサイン・ボルトは100mの世界王者になりたいと野望を語っていた。コーチはボルトの身体の負担もあり悩んでいたがボルトの強い願いもあり北京オリンピック100mの出場を許した。そして金メダルと同時に世界記録を達成。このときボルトは特別な走りを手にしていた。

ボルトは左足が着地した時の方がより大きく骨盤が前に傾いている。そのため地面により大きな力を加えられる。左足が着した時の大きな力は肉体改造で鍛え上げられた太モモの筋肉が受け止める。そして、左足の大きな歩幅を生み出す。これが左右の歩幅の差の理由だ。

左足が繰り出すこの大きな歩幅はトップスピードを出す源となっていた。ボルトが人類最高速度44.46km/hに達した時、左足の歩幅は2.85mを超えていた。脊柱側彎症克服のために鍛えた肉体はいつしか、マイナスを補って余りある力をボルトに与えていたのだ。

ボルトの骨盤の動きは非常に強力な車のエンジン。弱い車体に載せていたら壊れてしまう。耐えられる車体を手に入れた時にはすごいパワーを発揮できる。肉体の可能性は想像をはるかに上回るもの。

2011年テグ世界選手権でウサイン・ボルトは記録更新への挑戦を宣言した。しかし、まさかのフライングで失格。ボルトはスタートに課題があり、練習を続けてきたがスタートに対する不安がフライングを生んだと振り返る。ボルトは再び練習の日々に戻り、スタート時、膝下を真っ直ぐ前に出す練習を行った。

スタート練習を繰り返すことはボルトの身体に新たなリスクを与えてしまっていた。問題は脊柱側彎症で傷ついたハムストリングスだ。スタートでは前かがみの姿勢をとるためハムストリングスが骨盤に強く引っ張られる。そのため、トップスピードの時よりもさらに大きな負荷がかかる。この状態から体重96kgの巨体を一気に加速していくため、今度は縮んで大きな力を出そうとする。引っ張られる力と、縮もうとする力、二つの逆の力がハムストリングスに大きな負荷をかける。これまで以上の致命的な肉離れを起こしかねないのだ。

コーチは言う。「100mで勝つためだけならスタートで闘う必要はない。だが記録更新のためにはスタートで闘う覚悟をするしかない。」記録更新のためにはフォームの改善だけではなく、これまで以上の負荷に耐えられる強い身体を作らなければならなかった。

ボルトはスタート改善の手応えを掴んでいた。テグ世界選手権の予選で、スタート時の足の向きが改善され、10mまでのタイムは1.88秒と、世界新より0.01秒タイムを短縮していた。ボルトは伝説にあと一歩のところまで近づいていたのだ。終わることのない背骨との闘いの中でボルトは模索していた。

ウサイン・ボルト「曲がった背骨は僕に困難を与えた。でもその背骨が僕を育て、速く走れるようにしてくれた。自分の肉体に感謝し、これからも受け入れていく。生きていれば思うように行かない事もある。でも立ち止まってしまったらチャンピオンでい続けることはできない。もがいて、そして前に進み続けていくんだ。」

人によっては、ボルト選手は恵まれた身体で

楽々走って世界記録を出していたように

見ていた方もいらっしゃるかもしれませんが

この番組で、ものすごい努力の上、ギリギリの

走りをしておられたことがわかりました。

骨格調整士によるまとめ

骨格調整士的お宝映像。ボルト選手の骨格

・運動では骨格のゆがみはなおらない。

自分は運動しているから整体は不要、

とおっしゃる方がまれにいます。

ウサイン・ボルト選手ほど努力しても

脊柱側弯症がなおらない以上、

運動で骨格のゆがみはなおらない

と断言できます。

・ゆがみは可能性。

ゆがみのおかげで運動能力が突出したり

頭脳が突出したりする場合があります。

人類の進化が早いとされる理由の一端だと

考えています。

ですが、身体が痛い、または不調の場合は、

骨格のゆがみをなおした方が良いです。

当院は骨格のゆがみをなおしています。

脊柱側弯症もなおしています。

ウサイン・ボルト選手に届け!!!

「ウサインボルト」の画像に総ツッコミ より

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